↑口癖は「今日は大丈夫、絶対吐かない。」


by 0214062
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論文で死にそうです

こういう映画が撮りたいです。

ブッダーマン最終話「あした」

―――あけぼの商社に勤める剛玉仏雄(ごうたまぶつお)は普段はセクハラ好きのスケベ課長である。しかし彼の正体は悪の集合体“業(ぎょう)”と戦うブッダーマンであった。  
ある日、仏雄は同僚の法蔵院菩薩子(ほうぞういんぼさつこ)から昼休みに会社の屋上に呼び出された。彼女の口から出た衝撃の言葉「剛玉課長、あなたがブッダーマンの正体だったのね!」。どうするブッダーマン!

第一章「真実」 

「い、一体何のことかな?ぼくにはさっぱりんこだよ、ははは、、、。」
「とぼけないで!もうすっかり分かっているんだから!」
なんとかごまかそうとする仏雄を、菩薩子は鋭く制した。屋上の強い風にたなびく菩薩子の黒く長い髪、それを見つめながら額のほくろをなぶって落ち着きを取り戻そうとする仏雄。長い沈黙の末、仏雄は観念して真実を話し始めた。
「そう、僕がブッダーマンだ。菩薩子ちゃん、いつから知ってたんだい?」
「疑い始めたのはもうずいぶん以前よ。剛玉さんブッダーマンの話題が出ると食い付き方が異常だったから。一度暴走列車を止めるためにブッダーマンが奈良から大仏を持ってきた事があったでしょう?あの列車に私、偶然乗り合わせていたの。ブッダーマンの読経の響きが課長さんとまったく同じだったのが決定的だったわ。」
そう言ってうつむく菩薩子に仏雄は見事に禿げ上がった頭をかきながら照れくさそうに言った。
「そうか、全然気づかなかったな。もう君も分かっていると思うけど、僕はセクハラを繰り返すことによって自分に少しばかりの“業”を付けているんだ。あまりに徳行を積みすぎるとブッダーマンは解脱してしまうからね。」
「やっぱりそうだったの。だから剛玉さん、セクハラする時、いつも悲しい目をしていたのね、、、。」
菩薩子がそう言った瞬間、突然二人のいるビルが揺れだした、いやあけぼの商社ビルだけではなく、ニッポンの大地が大きく揺れ動いたのだ。ほんの2~3秒程で揺れは収まったが、仏雄の肩に、いつのまにか一匹の伝書鳩が止まっていた。仏雄はあまりの突然の出来事に動揺して、肩に止まった伝書鳩の足をつかんでコンクリートの地面に激しく何度も叩き付け、息絶えたのを確認して足にくくりつけてあった亜麻色の手紙を読んだ。読み終えて仏雄は愕然とした。手紙の送り主は悪の天才科学者バビロン太郎(ばびろんたろう)、内容はなんとバビロン太郎のアジトである東京タワーを改造したバビロン城で、超高圧“業”凝縮装置《インダス》が完成したというものであった。
「そうか、さっきの揺れは《インダス》の影響だったのか。なんという事だ、このままでは世界中の“業”が集まって地獄の扉が開いてしまう!!間に合うのか!?<おいお前 泣くなよ子供が 目を覚ます> ブッダーチェンジ!!」
急いで変身しようとする仏雄だったがなぜか変身できない。完全に五・七・五は踏んだはずなのに、そうか、今日は仏滅だったのだ!仏滅の日のブッダーマンは変身に普段以上の徳が要求され、すぐ息切れするし、階段を上り下りするだけでも動悸がしばらく止まらないんですが、病気でしょうか?(答:自律神経失調症)
「しまった、もっと徳を積まないと、けれどこの辺りに空き缶も落ちてないし、、、。そうだ、《托鉢》だ。菩薩子ちゃん、お布施してくれ!具体的には金をくれ!」
「剛玉さん!どうしても行くんですか?危険すぎます!剛玉さんに何かあったら、私、わたし、、。」
「菩薩子ちゃん分かってくれ、これは僕にしかできない仕事なんだ。さあ早く、現ナマちゃんをちょうだい!」
「、、、分かりました。」
菩薩子が財布から数枚の千円札を仏雄に渡した瞬間、仏雄の背中にまばゆいばかりの後光が射した!
「<明日から 止めるよタバコ いやマジで> ブッダーチェインジ!!」
仏雄の胸元に光る気味の悪い黒いビニール製の蝶ネクタイが風呂敷のように広がって仏雄の上半身と先ほどの伝書鳩の死骸を包んだ。見た目ゴミ袋に頭から突っ込んで激しくもがく(変身中は息ができないのだ。)中年というかなり危ない時間を経て、変身は完了した。咳き込みながら這い出てくる仏雄。
「ゲホ、ゲハゲホ、ヒュー、ヒュー、ハア、ハア、やっぱり仏滅の日はしんどいなあ、、、。」
「剛玉さん、いいえブッダーマン、約束して、必ず無事に帰ってくるって。」
その言葉を絞りだした後、涙をこらえて震える菩薩子の姿に仏雄は、妻帯の禁を犯す決意をしたのであった。
「ブッダー、ウイング!!」
そう叫ぶとブッダーマンの背中から伝書鳩の羽がマヨネーズのようにうねうねと生えてきた。
「お別れだ菩薩子ちゃん、もし無事に戻って来れたら、、、いやよそう、君のお尻、、、極楽だったよ。」
そう言い残してブッダーマンは空高く飛び去っていった。彼の旅立ちを彩るのは彼の名を呼ぶ菩薩子の声のみだった。

第二章「師」

あけぼの商社の屋上で最愛の人と別れたブッダーマンは一路、バビロン城を目指して飛び続けていた。超高圧“業”凝縮装置《インダス》が作り出す異常な磁場の影響で、東京中の人々は暴徒と化し、無政府状態に陥っていた。間に合うのか、焦るブッダーマンの額のほくろみたいなものに、突然通信が入った。
{ブッダーマン!聞こえるか?ブッダーマン!!}
「その声はおやっさん!生きてたのか?!」
そう、その通信はなんと死んだはずのおやっさん(オサム師匠)だったのだ。
「いや、わしは今生きとるとも死んでおるともいえぬ状態じゃ。亜空間砲に撃ち抜かれた者は亜空間をさまよう定め。今通信が回復したのも、おそらく現世と別次元である地獄がまさに繋がろうとしておるからじゃろう。」
「そんな、、、それじゃ例えバビロン太郎を倒しても、おやっさんは、、、。」
「うむ、わしはこのまま亜空間ボーイのままじゃ。仕方のないことなのじゃよ。」
「お、おやっさん、、、。」
「聴けブッダーマン!すでにバビロン太郎は古代中国文明の兵器、亜空間砲のみならず、メソポタミアバリヤーの復元をも完成させておる。ブッダービームだけでは勝ち目はないぞ。」
「ではどうすれば、ブッダービーム以上の必殺技なんて、おれには、は!まさか!ファイナル・ブッダービームを!?」
「その通りじゃ、ファイナル・ブッダービームは全てを貫く仏道の極み。必ずやメソポタミアバリヤーを打ち破れるはずじゃ!」
「、、、いいのかい、おやっさん?」
ブッダーマンにはおやっさんの決断がどれほど重いものかが分かった。ファイナルブッダービームを受けた人間は、未来永劫、グリンピースに転生する定めなのだ。
「、、、あのバカ息子にはお似合いじゃわい。むう、通信も限界の・・ようじゃザ・・い・・ブッダーマン、今度ば・ザザ・・ザ・・仏心は無用じゃぞ、きゃつ・・倒さねば、世界・・終わ・。」
「分かりました、使わせていただきます、おやっさん、いや、オサム師匠!」
「へへへ、師匠・ザザ・か・懐かし・すまん・ザな・仏雄・・・ザー。」
「師匠!!チキショウ、許さん、バビロン太郎!」
最愛の人と最高の師との別れ、すべてを抱え、受け入れ、ブッダーマンはかつての友との最終決戦に挑む!!
 
第三章「決戦」
 
 バビロン城、かつての東京タワーの面影はもはやなく、限りなくエッフェル塔に近いフォルムに変形したその城は、天才科学者バビロン太郎の技術で、六千億万ギガワットヘルツもの超出力を出す機械城に成長していた。そのバビロン城の中枢に位置するコントロールルーム、バビロン太郎はひとり、その部屋の中央に浮かぶバビロン城のすべての機械のコントロールを司る球体の中で世界の終わりをプロデュースしていた。
「もうすぐだ、もうすぐ僕の浄土が、、、ふっ、やっと辿り着いたか、久しぶりじゃないか、仏ちゃん(ぶっちゃん)。」
城のガード・システムを潜り抜けて来たブッダーマンが現れたのだ。城内に充満する“業”に犯され、数多の敵を打ち倒してきた彼の肉体はすでに満身創痍、両の背のブッダーウイングは無残にも途中から千切れていた。
「バビロン太郎てめえこのやろう!仏の顔も三度までだぜ!!」
「もう太郎ちゃんとは呼んでくれないんだね、仏ちゃん。」
「当たり前だこの下衆野郎!いきなりファイナル・ゲッタービーム!」
「メソポタミアバリアー!!」
なんという事だろう、ブッダーマンのヘソからバビロン太郎のいる球体に向かって高速で発射されたエネルギー球は着弾する直前、バビロン太郎の叫びと同時に突如出現し、球体全体を覆った薄い煙に似た何かに接触し、接触した面から徐々に消失していき、やがて完全に消滅した。それはブッダーマンの敗北、世界の終わりを暗示していた。絶望的にブッダーマンは叫ぶ。
「ば、バカな!ファイナル・ブッダービームが通用しない?!?」
「素晴らしい、予想値をはるかに超えた威力だったよ、仏ちゃん。しかしよく見たまえ、足元を。君の必殺技は一体何を捕らえたんだろうか?」
ブッダーマンは足元を見た。そして愕然とした。そこには無数のグリーンピースが散らばっていたのだ。再び球体の周りを覆うバリヤーを見やると、表面に小さなアリがびっしりと張り付いていた。
「そうか、そうだったのか。この城に入ってからずっと感じていた甘い臭いの、そしてメソポタミアバリヤーの正体はこれだったのか!」
「そう、わたあめだよ、ぶっちゃん。小さい頃よく一緒に食べたじゃないか。」
(なんという事だ、僕は罪のないアリたちをグリーンピースに、、、。)その瞬間ブッダーマンの変身は解け、元の弱弱しいサラリーマン剛玉仏雄に戻ってしまった。もはや悟りは開けない、人類の未来はバビロン太郎の意思に委ねられたのだ!
力を失いうつろな目で散乱したグリーンピースを見つめ続ける仏雄に、バビロン太郎は空中から悲しげに呼びかけた。
「仏っちゃん、強い力を持つ者には必ず弱点が有るんだ、無敵のジークフリートの様にね。僕は強い憧れを抱いていたんだ、彼ら英雄に。もちろんブッダーマンである君にもさ。業が積み重なった今の君は変身どころか不良に注意することも出来やしない、そしてそれこそが君のヒーローたる由縁なんだよ、致命的で、ドラスティックな弱点、素晴らしい、、、。」
空中に浮かぶ球体がゆっくりと地面に向かって落下し、まるで卵を強引に潰した時のように不規則に割れた。ぐしゃぐしゃの表面の殻はすぐに気化し始め、もうもうと立ち上る。やがて霧がすっかり晴れた時、粗末な木造の椅子に腰掛けている、一人の白髪の中年が現れた。バビロン太郎であった。
「だから僕もそれを作ってしまったんだ、なぜかって?それが英雄の証明みたいだったからさ。」
沈黙を続ける仏雄に勢いを得て、椅子からたちあがったバビロン太郎は仏雄にゆっくりと傲慢に歩み寄りながらさらに続けた。
「ある言葉、それで世界は救われるんだよ、仏っちゃん。それは僕が大好きな言葉なんだ。さあ、罪なき蟻達を無限のグリーンピース地獄に陥れてしまったヒーローはどうするのかな。」

つづく。
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by 0214062 | 2005-08-24 16:05
aikoの歌はかなり好きなんですが露出しすぎない方が、いいよね。(マタイ福音書第12章、ポニーキャニオンへの手紙より)
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by 0214062 | 2005-08-20 03:17

ティセラ

先日女子高生とお話しする機会があったのですが、すげえおもろかったです。(知性の感じられない文章の運び、△)外国ってアメリカだけでしょ!とかかっこいい発言ですよね。(正解はアメリカとシカゴですね、○)後やっぱ女子のグループとか未だにあるんですね、びっくりしました。僕ですか?僕は亀井派です。(ここで風刺がきいていますね、◎)
あー菅野美穂と結婚してえ。(◎)
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by 0214062 | 2005-08-16 06:47